これからの旅のスタンダードを創る。世界とつながる旅のコレクション『Compathy』を展開するスタートアップ

株式会社ワンダーラスト

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vol.1 世界に一つでも多くの「つながり」を

実名制をベースとした旅行記投稿サービス「Compathy(コンパシー)」はリリースから半年で、旅行記(ログブック)投稿数も数千件に達し、急速な成長を続けているサービス。同サービスを運営する、株式会社ワンダーラスト 代表取締役CEO 堀江氏に今後のサービスの行方と求める人材についてお聞きいたしました。

株式会社ワンダーラスト 代表取締役CEO 堀江健太郎


■略歴
2008年 日本IBM株式会社 入社
2013年 株式会社ワンダーラスト 設立 代表取締役CEO就任

― 起業されたきっかけについて教えてください。

 私自身が世の中の偏見や人種差別の問題に感心が高く、何か役に立てないか?という気持ちは常に持っておりました。その時たまたま、インドへ一人旅に出かけたんですが、現地では騙されたり、騙されそうになったりと自分では驚くことが沢山あって、「なんでこんな事するんだろう?」って疑問に思いながら、少しホームシックになっていた所、一人の外国人旅行者が「ここは日本じゃなくてインドなんだ、違って当たり前じゃないか」って言ってくれたんです。
 その時にハッと思った事があったんです。


 インドはカースト制(身分制度)が法よりも強い力として存在して、過去に憲法で全面禁止になっているんですが、未だに影響力は強く残っているんですね、その厳しい身分制度の中で毎日生きていくという事に必死で、そうしないと生きていけないという状況なんだろう、騙そうしてくるインド人もできることなら騙すことなんてしたくないだろうなって思ったんです。その時に自分はなんて恵まれているんだって改めて気づきました。
 そして沢山の人にこの気持ちを伝える事ができれば、世の中の偏見や人種差別の問題も減らす事ができるのでは?と思い、それには「旅」をしてもらい、色んな国の事を知ってもらう事を始めようと思いました。

 当時はまだ会社員だったので、土日を利用しNPO法人を立ちあげて活動していたんですが、実際に始めてみると、想定はしていましたが、苦労の連続で、善意に訴えかけないとなかなか同意を得られないという状況などがあり、スムーズに進める事ができずにいました。
 その時、しっかりと人の快楽を満たす形のビジネスとして立ちあげた方が、より効果的にスケールでき、結果、より多くの人に、より早く色んな国の事を知ってもらう事ができるのではと思い起業する事を決めました。

― ビジネスとしてスタートする際に参考にされた事を教えてください。

 私が海外旅行に行く際に頻繁に利用していたカウチサーフィンというサービスがありまして、これは旅行先で現地の方の家に泊まる事ができるというサービスです。最初は「借り手」として利用していたので、日本に帰ってきてからは積極的に「貸し手」としてサービスに参加し、200名程の旅行に自分の部屋を提供しました。
 この時に感じたのは、自分が海外へ行くだけでなく、海外から日本への旅行者を宿泊させる事で、その人の国の事について話したり、聞いたりできる。このような方法は旅のようにお金をかけずに体験できる素晴らしいサービスだなと思いました。
 私としては、カウチサーフィンと同じアプローチではなく、日本人が海外へ行く際に、漠然とハワイに行きたい、イタリアが行きたいというのではなく、もっと目的を持って旅をして欲しいという気持ちから、旅の記録が簡単に作成でき、公開できる仕組みを作ったらどうかと考えました。

― 運営されている「Compathy(コンパシー)」について教えてください。

 現在の旅行系のサービスは、主に旅行の「予約」が主流で、それらのサービスは非常に便利に旅行予約をする事ができるのが特徴です。私達は主に「予約」の前と後の段階で有益な情報を提供するサービスを目指しています。


 例えば「予約の前の段階」というのは、まだどこに旅行に行くか決めていないユーザーが、既存のCompathyユーザーが投稿した旅行記(ログブック)を見ることにより、「行ってみたい!」という意欲を提供できます。
 ログブックは撮影された写真から位置情報を読み取り、撮影された住所をマッピングする事で、非常にリッチなコンテンツとして表示されており、現地のレストラン、ホテル等の情報や口コミなども見ることができ、事前に旅行計画を練る事にも役立っています。

 また「予約の後の段階」としては、旅行から帰ってきた後、写真の整理などをCompathyのログブックで管理する事が可能です。
 このログブックは他のCompathyユーザーに対して、「行ってみたい!」という意欲を提供でき、自分の作成したログブックを見て「行ってみたい!」という方が増えたら嬉しいですよね?

 まずはこのようなサイクルを生みだそうと言うことで、Compathyをリリースいたしました。

― リリース後の反響はいかがでしたでしょうか?

 おかげさまでリリースから2週間で1000人のユーザーが600冊のログブックが投稿され、現在も非常に良い水準で増加しております。
 将来的には「旅の予約の前後」に必要なサービスだけでなく、「旅」をするならとにかくCompathyにアクセスしてみようと思って頂けるようなサービスにしていければと考えております。
 それには3万ユーザー、10万冊のログブックの投稿を当面の目標としています。

― 資金調達は創業時から考えられていたのですか?

 2013年6月の創業時は、私とCTOの二人で創業資金を貯め、シードラウンドでVCさんから出資をして頂いております。
 金融機関からの借り入れも視野に入れて動いていた事もありましたが、私達のサービスは1年〜2年は収益を上げず、サービスに集中する期間が必要だったので、必然的にエクイティ・ファイナンスに絞られてきたというのが現状です。

― 2014年3月にも資金調達をされ、順調に進んでいるように見受けられますが、ここまでで苦労された事など教えてください。

 昨年の12月にCompathyをリリースいたしましたが、本来ではもう少し早くリリースする予定でした。
 リリースして4〜5ヶ月程サービスを運営しながら、次の資金調達をするという計画だったのです。
 しかしリリースに大幅な遅れがでた事で、すぐに資金調達活動をする事を余儀なくされました。

 原因としては、最初に作ったCompathyのプロトタイプをテストしている段階で、これではユーザーニーズを満たせないという事がわかってきたんですね、それで再度見直して作り直すという事があり、計画がズレ込んでしまったのです。
 結果的に投資家さん回りを始めたのが、リリースから1週間後という状況という事もあり、なかなか上手く行かない時期でもありましたね。

 最終的に創業時からお世話になっている方からのご紹介などもあり、無事資金調達を行う事ができましたが、計画の遅れなどは、想定していたとしても、遅れてしまう事があると言う事を身をもって経験した事で苦労はしましたが、大変勉強になりました。

(vol.2に続く)

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